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マーケティングでは、心理学を参考にすることが多々ありますが、その中で、必ず出てくるのが、「一貫性」。
ブランディングにも必ず出てくる言葉になります。
タイトル通り、顧客から信頼を得るために言われることですが、何が、どう一貫していればいいのか、どこまで一貫していなければならないか。
答えは、全て。
と、なると思います。
マーケティングの大家、コトラー教授も言っています。
「従業員の対応まで、全てがブランディングなのだ」。
企業側が、広告やHPその他様々な場所で、情報発信する時代です。
そこには、舞台裏を故意的に見せて、信頼を得るという方法もあります。
最近では、写真、動画が配信されていますので、そこに写る景色も重要な情報になります。
キレイに飾った商品の背景に、片づけられていない景色・・・ないですよね。
社員さんが撮影した何気ないスナップ写真など、注意が必要です。
以前に、ある有名クリエーターさんの仕事場が雑誌に紹介されたことがあります。
何も置かれていないデスク。
明るい照明であり、ムダなモノが一切排除された空間でした。
ここで、あのデザインやあのプロジェクトが創造されるのか・・・と納得します。
弊社のクライアントさんで、中古車販売店さんがあります。
整備のピットがあるのですが、見事なくらいにキレイです。
道具が、全て片付けられていて整然としています。
ターゲットが、クルマ好きの方ですし、高級車や輸入車を主に販売しており、お客様がピットに来られることも、しばしばです。
手入れが行き届いた道具、仕事がしやすいレイアウトと掃除が行き届いた空間。
顧客は、安心して信頼出来ます。
更に、丁寧な応対と言葉遣い。
他人行儀ではなく、顧客に愛想をふりまくでもない誠実な態度。
この中古車販売店さんは、コロナ禍の中で前年比プラスを維持されています。
それは、既存のお客様方に支えられていることが、大きな要因です。
タイトルの一貫性は、新規顧客獲得やブランディングということで、言われることが多いのですが、既存顧客に対しての内容だと考えています。
変わらない、ブレない。
だから、長く付き合えます。
昨今、SNSを活用して、ファンを獲得しようというマーケティング手法が紹介されることが多いのですが、この方法の基盤は「一貫性」になります。
これから、ますますファン化できる企業や事業が伸びると思います。