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大きく様変わりしていく経済情勢と環境の中、自社を取り巻く状況も変わります。
あなたの業界に明るい未来があるか・・・国内は、ほぼ成熟市場です。
近年、大きく伸びた企業もありますが、それには技術革新や大きな戦略転換があり、中小企業や小規模事業が、カンタンに真似できることではないのが実情です。
スモールビジネスでよく言われること、【ニッチを狙え】。
ターゲットを絞り込むことが重要。
ポジショニングを考えた、ブランディング・・・、私も言っています。
しかし、これだけでは追いつかなくなってきています。
価値観が大きく変わっていっています。
使うお金と使わないお金を、明確に区分するという行動。
あなたも、私も身に覚えがあります。
高齢化社会も影響していますし、経済情勢や環境も背景にあります。
様々に、複雑に絡み合って・・・あなたの会社にお金を使わなくなるということが発生します。
贅沢とか、流行りとか、ブームよりも、【必要性】や【将来性】などへ。
これまでの基準や物差しが変わっていきます。
- 結婚式、葬儀・・・小さくなりました。
- 学習塾・・・オンライン化。
- 会議室・・・オンラインミーティング。
探せば、もっとたくさんあります。
いつの間にか、コンビニのお菓子は、小さな袋で100円代のものばかり。
気付かないうちに、世の中は変わっていきます。
使うお金と使わないお金を区分するという意識と行動から、私たちに必要なことは・・・使うお金の商品やサービスを取り扱うこと。
お客さんに必要性や将来性を理解してもらうことが重要であり、そのための商品やサービスを提供する。
しかし、お客さんの懐具合は思わしくないのが現状。
そこで、低価格帯でも高価格帯でもいいのですが、【高利益額】でなければ、事業が危うくなります。
平たく言えば、儲けられなければ続かないということです。
一言で言えば、高価格帯・高利益額の戦略です。
そんなにカンタンではないことは、わかっています。
道端に転がっているような話でもありません。
高価格帯を取り扱うことは、面倒なうるさいお客さんが相手です。
高利益額ということは、いかに原価を抑えるかという工夫が大変です。
一過性の商品ではなく、LTV(LIFE TIME VALUE)で考える必要もあります。
ある事例をご紹介します。
美容系の急成長した企業では、徹底的にリピートが重視されています。
そこで、何度も利用していただくこと、継続していただくことが、新規獲得コストを抑えて、最終的には高利益につながるからです。
答えを言ってしまえば、中小企業や小規模事業は、リピート戦略こそが高価格帯×高利益額戦略につながります。
意外にやっているつもりで、時間も労力も費用もかけていないのがリピート戦略です。
中途半端ではなく、徹底的にという部分がポイントです。
戦略や方法論は、業種・業態で違うのが当たり前。
商品やサービスのメニューでも異なります。
今後、重要なマーケティング施策の一部です。