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WEBマーケティング

Webプライバシーの今後と対策

Web広告の配信が、変わりつつあります。

ご存じの方も多いと思いますが、アップルのクッキー制限がますます強固になり、フェイスブック広告でも、ドメイン認証という手続きや、イベントマネージャーでの設定等を行う必要が出てきています。

フェイスブックでは、アトリビューションの変更について、クリック28日間から、7日間に変更になりました。https://ja-jp.facebook.com/business/help/395050428485124

グーグルでは、 Google JAPAN Blogの記事で、これから新しい配信方法について提案、実装していくことを言っています。
https://japan.googleblog.com/2021/02/2021-privacy-sandbox.html

これらのことは、Web広告の設計や設定、運用する上で、とても重要な事項であり、対応する必要があります。

このWebプライバシー、経営的に集客的に、どう考えるべきか、どのような影響があるか、Web広告で集客している企業の経営者や事業主は、知っておかなければならない事項です。

リターゲティングと呼ばれる、1度サイトに訪れた人に、もう一度広告を配信するという機能が制限されるということです。

Web広告では、当たり前の設定であり、これまで消費者側から追われているようで気持ち悪い、という悪評もあったのですが、売り手側は、有効な施策が故に、続けてきた経緯があります。

更に、Web広告そのものをシャットアウトするようなサービスも出ています。

YouTubeプレミアムが、広告なしで視聴できるサービスですのでこのようなサービスも増えるものと考えられます。

つまり、リーチできる消費者に限りが出てくる。

リーチ出来たとしても、次にリーチする機会が減少するとなります。

こうなると、Web広告で集客していた企業は、大変です。

対策としては、

  1. SEOによる自然検索流入・・・ハードル高いです。
  2. SNS活用によるファン化・・・時間と労力が相当かかります。

SEO,SNSは、以下のような流れで動いています。

テキスト(文字) → 画像 → 動画 → 音声

今後ますます、ユーザーの目と耳を塞ぎます。

残されているのは、鼻や超音波・・・イメージできないですね。

これからは、ユーザーの時間、目と耳の争奪戦です。

こうなると、【コンテンツのクオリティ】が、重要になってきます。

どんなコンテンツを配信しているか、ということでファンが出来たり、検索されて記事が読まれたり・・・。

量より質であり、その質を維持して量を提供できなければ、自社のターゲットにリーチできなくなるかもしれません。

しかし、逆を考えた場合には、ターゲット設定をしっかり行い、そのターゲットに向けた高品質のコンテンツを配信することが出来れば、【寡占化】も可能だとも言えます。

ユーザーは、多能化しています。

企業よりも、目も耳も発達・進化し、情報量も多いと思われます。

だからこそ、細分化された市場やターゲット、専門分野は尖ることが出来ます。

自分も含めて、クライアントさんにも提案する内容です。

Webプライバシーと対策は、今のうちから取り組むことで、1年後でも、大きな差になると考えられます。

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